2018.08.29 小中一貫教育協議会研修会
 8月24日(金)、本校にて備前中学校区小中一貫教育協議会研修会を開催しました。
 最初に、備前市教育委員会の岩井学事係長様に備前市の小中一貫教育についてご講演いただきました。
 小中が連携をすることで、小学校の時に身につけた授業規律や生活態度などが、中学生になっても自然とでてくる。また、学習面においては、小中9年間の連続した学習を関連づけて教えることができるだけではなく、教科同士のつながりを持たせての指導が可能になるということを強く感じさせられるご講演でした。
 例えば中学理科で学習する「質量パーセント濃度」は、小学算数で学習する「百分率」の応用となっており、他教科とのつながり、異校種とのつながりのどちらも取り入れた内容となっている。これを教員が把握しているか、生徒に気づかせることができるかが生徒の学びに大きく影響があると、ご講演の中の演習を通して身をもって実感しました。
 小中が連携することで、児童生徒の学びが深まるだけではなく、物事を様々な角度から見て、答えを導き出す力を身につけさせることができます。今後も、このように小中の教員が集まり、互いに考え、情報を交換し、よりよい教育を行えるようにしていきたいです。