2018.11.02 人権委員が長島愛生園に行きました。
 10月29日(月)、本校人権委員が人権擁護委員の方々と一緒に長島愛生園を訪れました。
 去年から生徒たちの希望で愛生園訪問の話は出ていましたが、なかなか実現することができず、今年邑久長島大橋開通30周年ということでやっと実現しました。
 愛生園では、「ハンセン病とは何か」、「どうして差別が起こったのか」、「愛生園での生活はどのようなものだったのか」、「邑久長島大橋にはどのような意味があったのか」などを、実際の資料や写真、建物の跡を見ながら、とてもわかりやすく説明していただきました。
 愛生園の方からは「とてもよく勉強されて来てくださったんですね。」とお褒め頂きました。生徒たちは、とても真剣に話を聞いたり、資料を読んだりしていました。
 最後に、愛生園の方が「正しく知って、正しく行動する。」という言葉を伝えてくださいました。なぜこのようなことが起こったのか、ハンセン病とは本当はどのような病気なのかを正しく知って行動することが大切だと考えさせられました。
 生徒たちは訪問を終えて「まだ差別が残っていることにびっくりした。」「今日学んだことを今度は自分が周りや後世に伝えていきたい。」と感想を綴り、とても学び多い1日となりました。