2019.10.24 人権教育講演会を実施しました。
 10月18日(金)、「心と命のサポート事業」を活用し、グリーフパートナー歩みで代表を務められている本郷さんに来校していただき、人権教育講演会を実施しました。
 「いのちの重さを見つめ続けた18年~命をつなぐ恩おくり~」という演題のもと、全校生徒で命について考えました。
 講師の本郷さんは1995年に起きた阪神淡路大震災の被災者であり、2001年に起きた池田小事件の遺族でもあります。私たちには想像もできないような経験をされたからこそ話せる、命の尊さや有限性、自他を大切にする心の重要性についてのお話に、身を乗り出して聞いている生徒も見られました。
 講演後の生徒の感想には「当たり前の日常がいかに幸せかが分かった。」、「外出する際に母が手を握る理由が分かった。母から力をもらっていると思うと感謝の気持ちでいっぱいになった。」、「人と人とのつながりは大切で力をもっていることが分かった。」、「自分も人を助けたり、悲しみに寄り添ったりできるような人になりたい。」など、命や人とのつながりの大切さを実感できたと考えられる感想が多く見られました。 
 生徒たちだけではなく、教員や来てくださった保護者の方々にとっても、とても有意義な時間になりました。今後も人権教育に力を入れていきたいと思います。