2016.05.11 校長室からに「修学旅行平和学習講師紹介」をアップしました。
今、原爆資料館で、1800度もの熱線でひどい火傷を負った人々や黒焦げになった子供の写真、ドロドロに溶けてくっついたガラスやお金、また、爆風で吹き飛ばされた大きな石やコンクリートの塊を見てきました。さらに、目には見えない恐怖、放射能の恐ろしさを勉強してきました。
この悲惨な状況の中で、一人でも病人や怪我人の命を救おうと、苦しみを和らげようと頑張った人々がいました。原爆の恐ろしさを後の人々に伝えようと写真を撮り、ものを集めた人々がいました。そして、これからの時代を担っていく小学生や中学生、高校生に、平和の大切さを分かってもらうために、辛くて悲しい体験を語ってくださる方々がいます。
今日、私にお話をくださる森内實さんを紹介します。森内さんは爆心地から4.8㎞の自宅で、友達とセミ取りをしているときに被爆されました。その後、親戚を探しにお母さんと爆心地から400mの所に行き、更に被爆されました。自宅では避難してきた親戚6名の全員が亡くなるという辛い経験もされています。原爆症認定裁判の長崎県団長、全国副団長を務められながら、語り部として活動されています。
それでは、先生、よろしくお願いします。