2017.02.21 校長室からに「生徒朝礼講話」をアップしました。
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 執行部から話があったとおり、大きな声を出せることは、生きていく上で大切なことです。3年生の人は2回の受験で、大きな声で面接を受けてきたことと思います。しっかり声を出しましょうね。
 先週の水曜日、2年生の「立志の会」がありました。地域の方が10人以上来てくださり、恒例のお餅つきをしてくださいました。また、一人一人が誓いの一文字を色紙に書いて、発表をしました。今年もとても素晴らしい「立志の会」でした。
 会の中で、地域の梅延さんという方が「心って何だろう」と問い掛けられました。自分が中学生だったとき、家庭科の授業で先生が「テーブルマナーにはおもてなしの心が大切です」と言われ、次に「心って何でしょうね」と問い掛けられたんだそうです。
 その話を聞いたとき、以前読んだディズニーランドの本のことが頭に浮かびました。その本には「『おもてなし』は『もてなし』に『お』をつけた言葉ですが、『表なし』と読むこともできます。つまり、表も裏もない心遣いで、お客様が喜ぶことだけを願う心です。」とありました。また、「よく似た言葉に『サービス』という言葉がありますが、『サービス』はお客様がサービスされたことが分かるようにすること、『おもてなし』はお客様に分からないところで、「楽しいな」「気持ちいいな」と感じられるようにすることです。」とありました。
 私たちが「気持ちいいな」と感じるとき、そこには誰かの優しい心遣いがあるのだと思います。きれいな部屋はきっと誰かが掃除をしてくださったのでしょうし、冷蔵庫に飲み物やおやつがあるのは、誰かが買っておいてくれたのでしょう。
 私自身もそんな「『おもてなしの心』で動ける人になりたいな」と思いますし、同時に、誰かの「おもてなしの心」に気付ける心の豊かさも持ちたいなと思いました。