2017.07.19 校長室からに「1学期終業式式辞」をアップしました。
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 始業式、入学式から始まって、修学旅行等旅行行事、生徒総会、中間考査、体育会、人権集会、総体といろいろなことに取り組んできた1学期。とても素晴らしい1学期だったと思います。
 その中で、特に印象に残った三つを振り返ります。
 一つ目は、勉強を頑張るようになったということです。特に3年生の人、エンジンがかかってきました。数学はいつも一緒に勉強していますが、よく頑張っていると思います。他の教科も頑張っていると感じが伝わってきます。ぜひ、頑張って目標の進路に進んでほしいと願っています。
 ただ、残念ながら1・2年の時の頑張りが足りなくて、苦しい人がいます。急に3年分の勉強をしようと思うとやっぱり苦しい。一度に10㎞走るより、500mを20日間走る方がいいと思う人の方が多いでしょう。勉強も同じ。1年生の時から少しずつやっておくのがいい。まずは、夏休みの宿題だけはきちんとやっておきましょうね。自主学習ノートも毎日1ページずつです。
 二つ目は、ボランティア活動の参加者が増えたことです。先日のこども園夏祭り29名、昨日のトイレ30名、1学期続けてきた環境整備・草抜き・野菜育ても30名の参加が当たり前になりました。人の役に立てるのが大人。人を傷つけず、幸せにするのが大人。これからも、よろしくお願いします。
 三つ目は部活動。残念ながら、今回は県大会に出場する部はありません。しかし、昨年の9月の新人戦と比べて、どの部も大きく進歩し、頑張ったと感じています。一番はサッカー部。チームとして機能するようになったし、一人一人が強くなったと感じます。バスケの男子や野球も本当に惜しかった。卓球部も格好よくなりました。負けたけど、練習頑張って、それぞれが成長している姿が見られて、とてもよかったです。
 2か月後は新人戦です。ゆっくりしている暇はありません。1・2年生で、ぜひ先輩の果たせなかった目標を実現してください。
 最後に各学級で話があったと思いますが、「だっぴ」について紹介します。中学生・高校生と大人と、その間を取り持つ大学生が、将来のこと、生きること、地域のことなどについて話し合う会が、岡山市を中心に広がっているそうです。岡山市の校長先生から「大人になるのが嫌だと思っていたけど、少し楽しみになってきました。」などの感想を言う生徒もいて、話し合いの結果、毎年やるようになったという話も聞きました。
 私は、皆さんが住んでいるこの伊里地区を、「どんどん素晴らしい地域にしていきたいな。」と思っています。大人の人たちと話をして、きっと何か得るものがあると思っています。3年生の人は将来のことを具体的に考えるヒントが得られるでしょう。市教委には7月中待ってほしいと伝えています。今、10人ぐらいです。お盆中というのネックですが、よかったら参加してみませんか。伊里地区の方々や先生方も参加くださいます。
 それでは、また、2学期に元気な姿で会いましょう。