2019.07.19 【校長室から】1学期終業式
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 いよいよ夏休みが始まります。約40日の夏休みですが、来
年の3月に向けてみんなに是非頑張ってほしいことを2つ話し
たいと思います。。
1つめは、朝礼でも話した、地域や家族の手伝いなどのボラ
ンテアや地域貢献に積極的に取り組んでほしいと思います。
2つめは、「目標に向かって努力すること」です。
先日の朝礼で、水橋先生から慣れることについて話があった
と思いますが、同じ意味で「目標に向かって努力すること」につ
いて今日は、ルークテリーという右手のない高校2年の野球選
手の話をします。彼は、1歳の時に感染症を患い、右手を切断
します。小学校に入り野球を始めた彼は、自らキャッチャーを
志願し頑張ります。小学校では、盗塁がないため、とることに
専念することでキャッチャーとして活躍できたようです。中学
に入り、「できないなんて事なんてない!」と決心し、中学校
でもキャッチャーとして素晴らしい活躍をし2018年には高
校のオールスターメンバーに選出され、州大会の決勝トーナメ
ントに出場します。さらに、その映像を見ていたメジャーリー
グの選手によってメージャーリーグの始球式のキャッチャーと
して出場することになります。
彼は、10歳の時、中学校でもキャッチャーを続けるため、
左手でボルをキャッチし、左手でセカンドにボールを投げる方
法を考え、努力を重ね4年をかけて完成させたそうです。
彼は今、メジャーリーガの夢を持って頑張っているそうです。
それはみんなにとって、志望校合格のための努力であるかもし
れません。または、部活動で県大会を目指した練習かもしれま
せん。1学期残念に終わった教科の勉強かもしれません。何か、
1つ夏休み中頑張るものを見つけてほしいと思います。努力を
続けることで、みんなの未来は開けてきます。頑張りましょう。
「ボート生きてる」夏休みではなく、何かに一生懸命になれ
る夏休みにしてください。