2019.10.01 【校長室から】朝礼の話
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先日、ラグビーワールドカップで、日本が世界2位のアイルランド
に逆転勝ちをするという大金星をあげたニュースは、みんなも聞いて
いることと思います。団体のスポーツは、1人1人の力は少しでもみ
んなの思いと力が集まれば、大きな力になると思います。
さて、今日は、みんなに感謝したいことをお話しします。
先日、吹奏楽の定期演奏会で車椅子のお客さんの介助を手伝ってく
れた人がいました。学校へ電話がかかってきて知ったのですが、人の
困り感を察知して自然にお手伝いができるというのは大変素晴らしい
行いだと思います。
また、先週、こども園の園長先生にお会いしたとき、ボランティア
の人たちがプランタの土かえに来てくれて助かったという話をしてく
れました。
さらには、部活動の大会の応援にいた生徒が、先生の顔を見て、「ど
うぞ」と飲み物を差し入れしてくれました。
このどれもが、人に頼まれたり、強制されたのではなく、みんなの
意思で行われているということは、とても素晴らしいことだと思いま
す。
そしてこの行いを見た周りの先生や地域の人たちが、「伊里中学校の
生徒はすごいですね」といってくれています。
学校生活は、団体戦です。一人一人のこういった行いが、伊里中学
校みんなの行いだと評価されます。
これから、たくさんの皆さんが、こういった行いを実践してくれる
ことを期待しています。
論語の中に「我、仁を欲すれば、ここに仁至る」というのがありま
す。
これは、「自分たちが思いやりの心を求めるならば、すぐに実践でき
る。普通の人に実践できない難しいことではなく実践しようと思えば
誰でもできることです。そして、それは、自分に返ってきますよ。」と
いう意味だと思います。
2学期にはいろいろな行事がありますが、ぜひ、伊里中の思いやり
の心を、団体戦で実践し、広げていってもらいたいと思います。