2019.12.03 【校長室から】朝礼の話
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今日、表彰された4名は、地域行事やボランティア活動もよく頑張
ってくれていますが、9月に行われた吹奏楽部定期演奏会で、移動に
困っている車椅子の高齢者に進んで介助のお手伝いをしたと言うこと
で備前警察署から善行少年表彰をいただいたものです。実は、このこ
とは、吹奏楽部の定期演奏会に行っていた人が見つけ、わざわざ学校
に電話をかけてきてくれたことからわかりました。先生もとてもいい
気持ちになりました。
もう一つ、みなさんは朝、校門周辺がきれいになっていることに気
づいているでしょうか。3年生の有志の人が、落ち葉が落ちているの
に気づき、朝みんなの登校にあわせて落ち葉を掃き集めてくれていま
す。これも、誰が言ったわけでもありません。誰かが褒めてくれるわ
けでもありませんが、自分たちで気づき、率先してボランティア活動
をしてくれています。とても素晴らしいことです。
人は、お小遣いがもらえるから手伝いをするとか、褒めてもらえる
から何かをすることがよくあると思います。でも、見返りを求めるの
ではなく、自分たちの自然な行動からこのように人に親切にできたり、
役に立つことができるというのは素晴らしいことだと思います。
最近、伊里中学校が様々なところで話題になっているという話をし
ました。先日は、小学校でのスマホの出前授業がNHK と雛ビジョンで
話題になりました。このときもわざわざ先生の知り合いが電話をかけ
てきてくれて、「先生は伊里中学校だったよな!テレビに生徒が映っと
ったよ!」と行ってきてくれました。
「伊里中学校=地域貢献ができる、生徒が素晴らしい」といっても
らえるまであと一息です。伊里中ブランドは、もうほとんどできあが
っています。「プロジェクトI 」…「挨拶」「校歌」「論語の朗唱」「ボランテ
ィア」を意識し、みんなの行いの積み重ねで、「伊里中」のイメージは、
「地域貢献ができて、素晴らしい生徒がいる学校」というのが当たり
前となるようみんなで「伊里中ブランド」を作り上げていきましょう。
よろしくお願いします。