2020.02.09 【校長室から】県立特別入試事前指導
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 先日、大相撲初場所で幕内で最下位に当たる幕尻の徳勝龍が、14
勝1敗で初優勝を果たしました。徳勝龍は、2009 年の初土俵から、十
両転落を繰り返し、4期ぶりに十両から幕内に復帰した今回、見事優
勝しました。
前回、「最後まであきらめない気持ちが大切」という話をしましたが、
まさにその気持ちがあったからだと思います。
今日は、もう1人、鈴木章(すずきあきら)と言う人の話をし
ます。この人は、10年前、ノーベル賞をもらった科学者で、今の有
機ELテレビの元を発見した人です。岡山理科大学や倉敷芸術科学大
学の名誉教授もした人です。
この人は、「チャンスは皆に平等にある。後は、努力や、注意深さや、
熱心さがあるかだ。」と言っています。誰にでも限りのある時間を最大
のチャンスだと考えて取り組むことが成功の秘訣と行っています。
話は戻って、徳勝龍ですが、横綱が休場したからチャンスが来たの
はあるかもしれませんが、そのとき思ってもこのような結果はついて
こなかったと思います。何度も十両に落ち、失敗して悔しい思いをし
てきたからこそ、今場所も頑張ろうと積み上げてきたことが今回の結
果につながったのだと思います。
みなさんも、私立一期の結果や今回の試験にのみとらわれるのでは
なく、自分の将来を見据えて「時間を最大のチャンス」にしてほしい
と思います。
明日の受験は、みんなが徳勝龍になれるよう応援しています。