H27修学旅行事前講話(5/7)
 私の修学旅行は今から42年前です。岡山市の岡北中出身ですが、朝6時に出発してバスで倉敷の水島港に行き、船で大分県の別府に行きました。着いたのは夕方の4時で、バスで地獄巡りをした後、別府の旅館に泊まりました。
 翌日は、熊本県の阿蘇山に行き、更に長崎に行って泊まりました。最終日は、平和公園、原爆資料館、グラバー園を見て、卓袱料理を食べ、博多駅で帰りの夜行列車に乗りました。夜行列車といっても普通の電車で、席に座ったまま寝なさいと言われて大変でした。
 とても大変な旅行でしたが、別府で旅館の温泉に入ったことや、阿蘇山でおばさんの言葉に乗せられて「阿蘇の四季」という絵はがきを買ったことや、長崎で聞いたバスガイドさんの原爆の話や歌がとても悲しかったことが、42年経った今も頭の中に浮かんできます。
 これまでたくさんの準備をしてきたことでしょう。実行委員のみなさんもよく頑張ってくれました。しおりを見ると、小学校の修学旅行からどれだけ大きく成長したかがよく分かります。
 準備は整いました。思い出一杯の修学旅行にしましょう。