学区・学校の概要
 学区三石は岡山県の南東部に位置し、総合学習の宝庫。下剋上の風潮の強い頃、城山の城主浦上氏は岡山、津山、赤穂に睨みをきかせ、江戸時代には参勤交代の宿場町として栄え、明治5年、学制発布の頃には、筆記用具としてのろう石の生産で潤い、その後高度成長期に向かい始めた初期の頃、三石の耐火煉瓦は全国の7割をも生産し、日本の工業の進展を支えていました。 現在では、耐火煉瓦工場も海運の便利な場所へ移動し、栄えた時代の盛況さはありませんが、住民の文化、スポーツ等への関心は高く、学校教育に対しても協力的です。
 三石小学校では、「特色ある学校づくり」の取組を通して、児童の「豊かな心」「確かな学力」「健康・体力」の育成を図っています。特に、地域の人材や施設等が豊富なよさを生かし、地域の教育力を積極的に活用して、三石の自然・文化・産業・歴史・人々の生き方などを学びます。そして、児童ボランティア活動などを年間を通して継続的に実践し、地域と学校が双方向に動く「開かれた学校づくり」に取り組んでいます。
児童が地域に誇りをもち、そのよさを引き継ごうとする心や故郷を愛し地域の一員としての自覚を高めることをめざしています。