『学校長より』
令和7年度
 
11月7日(金)学習発表会 講評


 学習発表会、大変お疲れ様でした。私自身このような形式での発表会は初めてだっ
たので、とても楽しみにしていました。夏休み前に自分が設定した課題について、各
自で取り組んできた成果を見させていただきました。なかなか、人前で発表するのは
勇気がいりますね。緊張もしたことでしょう。でも、色んな教室を見に行って、一生
懸命発表している姿や、それをしっかり聞き取ろうとする姿がとても素晴らしいと感
じました。まさに「自分からよしなが」の「よく見て聴いて、よく考えて表現する」
でした。特に代表になった人の発表は、発想もユニークでとても興味深い内容でした。
代表者の人の発表に共通していたことは、ただインターネットや文献で調べるだけで
なく、「やってみた」「その場所へ行って見てきた、聞いてみた」「アンケートしてみた」
という、実際に活動したということです。その活動から自分の問いに対する考察を行
い、まとめを行っているので、聞いていて「なるほど!」と納得できるものになって
いたように思います。
 話は変わりますが、今年のノーベル賞に2人の日本人が受賞しました。一人はノー
ベル生理学・医学賞、もう一人はノーベル化学賞です。この二人の研究も、基本的に
は皆さんの探究活動と同じで、最初は「なんでだろう?」という素朴な疑問からスタ
ートしたのではないかと思います。そして、数え切れない研究と失敗と考察を繰り返
し「分かった!」にたどり着いたのだと思います。もしかすると、吉永中の出身者の
中からも世界をあっと驚かすような研究をする人が生まれるかも知れませんね。
 さて、今回の学習発表会は終わりました。しかし、探究することはこれで終わりで
はありません。これからも自分の「?」を大事にして「!」をしっかり見つけてくだ
さい。来年はさらにレベルアップした探究を期待します。
 最後に、お忙しい中お越しいただいたご家族の皆さん、会を進行した実行委員の皆
さん、会場準備と片付けをしてくれた1年生の皆さん、これまで指導に携わった先生
方大変お疲れ様でした。ありがとうございました。以上で講評とさせていただきます。




令和7年4月
みな
さんこんにちは。あいさつが大変遅くなったのですが、この4月から吉永中学
校に赴任しました校長の「田代 雄一」と申します。どうぞよろしくお願いします。

 吉永中学校に勤務するのは初めてですが、剣道関係で吉永中の体育館を使わせてい
ただいたり、 吉永B&G体育館を使わせていただいたりしているので、割となじみがあ
る場所です。前任は、赤磐市の吉井中学校で、3年間校長として勤務していました。
どちらも最初に「吉」がつくので、未だによく間違えてしまいます(笑) 
 これから、保護者の皆さん、地域の皆さん、生徒の皆さんとともに、「探究心を持
ち、志の実現に向けて全力で取り組んでいこうと思いますので、どうぞ、よろしくお
願いします。 




明けましておめでとうございます。2023年が始まりました。
3学期が始まり、元気な生徒の顔や声を聞いてこちらも元気をもらっています。
新年にあたり、生徒と一緒に考え、生徒に寄り添い、教育活動を行なっていきたいと
強く思っています。また、家庭と学校が協力して生徒の成長をサポートしていきたいと思います。
さて、3学期始業式にZOOMで生徒の皆さんにお話したことは、
 
 3学期に期待することとして、
吉永中の行動目標である【自分から「よしなが」】の
『な』 仲間を認め、協働する 
を大切にして3学期を有意義に生活することと話しました。
 3月期は、学校生活の中で、自分が学習し何を得たのか振り返り、4月の準備をする時期です。この作業は、
一人で行う事が難しいかもしれません。しかし、クラスの仲間と協働しながらなら最後まで頑張れます。
 また、総合的な学習の時間で1年生は、『福祉学習』、2年生は、修学旅行へ向けた『平和学習』を学習します。
この学習を通して互いに尊重し、認め合い、共生、協働できる社会を目指す意識や実践力を高めて欲しいと思っています。
 3年生は、受験(受検)で自分の人生の進路選択をする時期となります。『受験は、団体戦』とよく言われます。
3年生は、【自分から「よしなが」】を体現した生徒たちです。いまこそ『な』 仲間を認め、協働する を発揮して
よりよい選択をしてもらいたいと思っています。
 
以上のことをお話ししました。
3学期も、吉永中学校は、行動目標【自分から「よしなが」】を意識して生活することにより中学校の究極の目標である
『自立した人間』、『自律した人間』の育成に生徒と共に歩みたいと思います。
              2023.1.11   吉永中学校長 小野田 晋